2012年8月6日月曜日

子供たちの夢と楽しみと希望を奪った土石流





台風9号の土石流によって被災された方の家です。
台風が過ぎて5日が経過しましたが、未だ、家の中はご覧の通りです。
連日、村人や軍隊の救援部隊が必死に復旧作業を行っていますが、まだまだ人が生活出来る状況ではありません。
この被災された家のお子さんは幼い頃からピアノを習い、村ではちょっと有名なジュニアピアニストでした。毎日、学校から帰ってピアノを弾くのが楽しみで、新しい曲をマスターすると、家族に披露していたそうです。ご両親もお子さんのために一生懸命に働き、やっとの思いでピアノを購入されました。しかし、今回の土石流でピアノは泥だらけ。修復にはかなりの費用がかかるそうです。ピアノの前でお子さんが流していた涙。どうしてあげることも出来ない自分が悔しく、情けなかったです。
また、7月28日に結婚したばかりの新婚さんの家も土石流でやられました。
花嫁さんが持参した婚礼家具がすべて土石流でやられ使い物にならない状態でした。
涙する新妻をご主人が優しく抱きしめておられた光景が目に焼きついています。
日本の皆さん、お願いです。ご協力お願いします。義援金・支援物資、何卒よろしくお願いします。
9月には台湾の新学期が始まります。新しく買い揃えていた文具用品も全て流された子供さんもいます。これ以上、子供たちの涙は見たくありません。どうか、日本の皆さんの愛を秀林村の皆さんに届けてください。
義援金・支援物資のお問い合わせは、alang.bsuring@gmail.comまでお願いします。

2012年8月4日土曜日

秀林村が台風で被害を受けました!日本の皆さん、支援物資・義援金をお願いします!!


















8月2日未明、台風9号が台湾・花蓮の秀林に上陸しました。台風は秀林上空で旋回しながら時速9キロというゆっくりとしたスピードで通過していきました。秀林村では1000ミリを超える豪雨となり、新城山が崩落。土石流が秀林村を襲いました。秀林村の住民は、その大半が太魯閣族の人々です。主な産業は農業ですが、今回の台風で畑も壊滅的な被害を受けました。私はこの村に住む日本人ですが、太魯閣族の人達は決して裕福な生活をしている訳ではなく、また、今回の台風被害に関しても、台湾政府は大都市台北やその...
周辺の救援活動が中心となっており、原住民中心の小さな村の秀林村にまで支援の手は届いておりません。311の際、秀林村の人々も日本に支援の手を差し伸べてくださいました。日本人には馴染みの薄い、花蓮・秀林村かも知れませんが、今、この村に支援を求める人達がおられます。まず、物資で不足しておりますのが、衣料品(夏物)、下着(男女)、サンダル、文具(台湾では9月から新学期ですが、多くの子供たちが文具用品を流されました)、長靴が不足しております。そして、現金も必要です。畑が流され、栽培していたフルーツ、野菜が全滅してしまい、明日からの生活をどうすればよいかという状態の方も沢山おられます。また、家具・家電製品は全て泥で埋まり、使い物になりません。支援物資・義援金を日本の皆さんにお願いします。今度は皆さんが台湾を助けてください。秀林村の人達を助けてください。ご協力いただける方は、まずは、お送り頂ける内容(支援物資の場合は物資の内容と数量、義援金の場合は、義援金とだけ)をメールしてください。私のメルアドは、alang.bsuring@gmail.comです。お送り頂いた物資・義援金は、秀林村村長 金 清彩さんに直接お渡しします。また、お送り頂いた物資・義援金のその後についても随時、ご報告させて頂きます。皆さんの愛の手を秀林村の皆さんにお願いします。