2012年6月5日火曜日

人それぞれに考え方は違うもの。認め合う事から始まるのでは・・・。


今日の秀林は昼前から雨。こんな日の朝は、吾輩の頂上付近にグレーの雲がまとわりつき、前が良く見なくて困る。



こんな感じになっている。

さて、今日のお話だが、吾輩が書いた内容にほとんどの日本の人達は反論するだろう。特に、お勤めしている人や経営者の皆さんからすれば、「きちんと物事を考え、企画・計画を立てた上で行動しなければ、失敗した時のダメージが大きい」と言われるだろうなあ。
その考え方、確かに素晴らしい。吾輩も認めている。

吾輩の考え方は、どちらかと言うと限りなく中華系(台湾人)的な考えに近いのかもしれない。
台湾では、まずは行動。行動しながら、軌道修正していくという考え方が多い。
理由は様々なあるが、やはり、「これは良い」と直感で感じたならば、いち早く行動に移さないと、誰かに先を越されてしまい、折角のチャンスを逃してしまうという考えが根本にあるようだ。

日本式の考え方、台湾式の考え方、どちらも吾輩は正解だと思う。

人にはそれぞれの考え方、手法がある。それを非難したり、否定したりするのではなく、まずは、きちんと理解し、認める。その上で、「自分はこういった考えです」と述べればいい。ただし、自分の述べた意見に相手を従わせようなどと思ってはいけない。争いの元になる。

皆、違う考えをして当たり前。産まれた場所も環境も違うのだから。皆が全く同じ考えをするとそれは人間ではなく、ロボットになってしまう。

如何に、近い考えにしていくかという努力をし、どうしても折り合いの合わない部分は、双方が妥協し合うか、決裂するかしかない。
例え決裂しても、相手を否定する言い方はやめて欲しいなあ。それはあまりにも醜い。

例の日本人家族が尊敬するある日本人の方がおっしゃったそうだ。「3年間同じ場所に住み続ければ、その人はもう、そこの人になっている。海外で3年間住み続ければ、その人はすでに現地化している。」とな。

どうやらあの日本人家族もすでに現地化しているようだ。結構、結構。

日本人としての誇りは捨てずに、でも、現地化し、現地の人に溶け込んでいく。結構な事ではないか。





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