花蓮・秀林部落　太魯閣族の村に住み着いた日本人家族: 人生待つことも大切な努力だと思うけどなあ

体感温度４１度。これは今日の秀林部落の気温だ。
いやー、本当に暑い。しかし、まだまだこの暑さは序の口。これからが夏本番だ。

ここ数日、吾輩の顔の周りから雲たちが離れようとしない。今日も、部落の皆に吾輩の顔を拝ませることが出来なかった。

ところで、日本の皆さんは「台湾」に対してどの程度の認識を持っているだろう。

日本で紹介される「台湾」と言えば、故宮博物館に、士林の夜市。若者向きには、台北の西門町のヤング向けのお店。日本のTVなどではほとんどこれらが中心となって紹介されている。

台湾は、1994年に中国人社会では初めての民主主義国家を作り上げた事、ご存じかなあ。
台湾のトップ、総統・副総統を国民の直接選挙で選出するという、正に、中国人社会ではありえなかった事を成し遂げたのが台湾だ。
海外で初めて日本の新幹線を導入したのも台湾。

どうも、こういった事は普段、日本のTVでは紹介されていない様に思える。
もっと、本当の台湾という国を理解して頂き、その上で、台湾に観光に来てもらえれば、吾輩もさらに嬉しいのであるが。

さて、本日の「言いたい放題」の内容だが、読んで頂ければお判りの様に、何をやっても上手くいかない時期ってある。しかし、人間という生き物は「努力する」という部分があるため、何とかしなければと努力する。
でも、上手くいかない時期というのは、その努力が空回りしたり、逆効果に出たりする。
そんな時は、焦らず、心を落ち着かせ、「待つ」という努力も必要だと吾輩は思う。

「待つ」というのは本当に辛く、苦しい。でもね、待ちながら、自分の夢を膨らませていく努力をしてればいい。そして、チャンスの波が自分の目の前に現れた時、ためらうことなく掴み取ればいい。
「待つ」と「諦める」「投げる」とは大きく違う。待っているからこそ、次のチャンスの波を感じ取れるのだ。

人生ってものは、いつもいつも上手くいくとは限らない。上手くいかない事の方が圧倒的に多い。
「待つ」時間をもてば、何故上手くいかないのかも見えてくる。

踊り場って大切なんだぞ。