2012年6月18日月曜日

バナナアイスクリームは如何ですか!!


いやー、今日も暑い!台湾に上陸するかと思われた台風も進路を変えてくれた。
先日の大雨で台湾中南部には大きな被害が出ておるので、今回の台風だけは上陸するなと願っておったが、よかった。しかし、どうやら、もう一つ、台風が誕生したらしく、こちらは、20日頃に台湾上陸と言っておるなあ。自然の掟には逆らえんが、もう少し待ってやって欲しいと思うのだが。

吾輩もここのところ、毎日の様に、顔の周りを雲が覆い、視界が悪くて困る。吾輩から見える太平洋側はあんなにも晴天なのに・・・・・。



しかし、よくよく考えてみると、毎日晴天ばかりでも困る。かと言って、毎日雨ばかりでも困る。晴天の日があって、雨の日もあるからこそ、吾輩をはじめ、地球の中で生かされている生物すべてが生きていけるのだ。
これって、人間の人生にも似てるよな。
悪い事ばかり続くと「何故自分だけこんな事ばかりに遭遇するのか」と思いがちだよな。しかしな、「悪い事」と思えるのは「良い事」を経験したからこそ思えるのだぞ。
逆に、「良い事」があった時は最高に嬉しいよな。これも、「悪い事」を経験したからこそ、嬉しさが湧いてくるのだ。もしも自分の人生、「悪い事」「良い事」だけしかなかったら、それが当たり前になって、「喜び」「悲しさ」という感情が生まれなくなる。これも怖いぞ!

吾輩も永年、この秀林の地で色々な人間の人生を見てきた。「笑い」あり、「喜び」あり、「悲しみ」あり、「悔しさ」あり、「出会い」あり、「別れ」あり。日々、お天道様と同じで様々な事が起こる。
だからこそ、人生なんじゃよ。
昨日、悲しみに暮れていた人が、今日は笑顔で笑っている。生きてるって証拠だな。

人間という生き物は、日々のこの喜怒哀楽から色々な事を学び、そして成長している。喜怒哀楽が人間を成長させる肥料なのだろう。
実に面白い生き物だ。

まずは今日という日を悔いの無いように、思いっきり楽しみ、思いっきり怒り、思いっきり泣けばよい。中途半端はいかんぞ。そして、また、明日という日が来ることを感謝し、喜べばいい。

さてさて、日本人家族はこの暑い中、何をしているのかと思えば、おやおや、ジャム作りは一時休止の様だ。どうやら、バナナが熟すのを待っている様だ。その間に、近くの民宿のご夫婦と一緒に、バナナアイスクリームの製作を行い、どうやらそれを旦那と嫁が販売する事になったようだな。
まずは、自転車の後ろにクーラーボックスを積んで、部落内や新城火車站(駅)前で移動販売するらしい。日本人が移動販売するなど、おそらく秀林では初めての事だろう。
旦那がこんな事を言っていたなあ。「民宿のご夫婦が今回、バナナアイスクリームの製造に協力して下さったのは、日本人である我々が、異国の地で生きていく上で、少しでも自分達が協力してあげるなら協力してあげようというお心からだ。だからこそ、我々も、形振り構わず、一生懸命にそのお心に応えなければいけない。感謝の心で」

まあ、あの夫婦の事だ。何とかやりよるだろう。楽しみじゃ!!







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