2012年6月26日火曜日

人生という方程式


この澄み切った青空!ただ単に快晴というのではなく、空気が綺麗だからこそ見れる青さだ。
秀林は、東側の太平洋から海風が吹き、それが西側の山々に一部はぶつかり跳ね返る。一部は山々の間を吹き抜けていく。自然の呼吸を感じる事ができる場所が、吾輩が見守り続けている秀林部落なのだ。

秀林はもうすっかり夏。吾輩の頭上にも、夏の雲が出ておる。


自然界には守るべき方程式がある。この方程式をきちんと計算もせず、いい加減な方法で解釈すると大変な事になる。しかし、人間という生き物、それを知ってか知らずか、自分たちに都合のいい解釈ばかりして、どんどん自然の方程式を崩していきよった。その結果が、地球温暖化。
今更騒ぎ立てても遅い。何百年、何千年と積み重ねてきた方程式を崩すのは一瞬で崩せる。しかし、崩した方程式を元通りに復元するには、それまでの数倍、いや、数百倍の時間を要する。
幸いにも、吾輩が見守り続けている秀林では、大きな自然破壊というものはないのでまだマシな方ではある。

そうそう、「方程式」と言えば、人間の人生も方程式みたいなものだな。方程式問題というのは、非常に複雑で、必ずどこかに落とし穴が潜んでいる。それに気づかずに計算を続けていると、最終的に答えが出なくなったり、間違った答えを出してしまう。そうなると大変だ。また、一から見直しをしなければならず、気がつけば迷路に入り込み、もがき、苦しむ。
だからと言って、落とし穴はどこにあるとそればかりに気をとられていると、時間切れ。
問題を解きながら考える。途中で見直しも怠らずに、そして何よりも、「固定観念」で「大丈夫だ」と決めつけない。しっかりと見直すべきところは見直し、そして、これで本当にOKと納得した上で次へと進む。これが方程式問題というやつだな。
人間の人生の方程式は、人によって皆違う。だから解き方も全員が違って当たり前。
非常に奇問・難問の方程式だが、決して途中で放棄せずに、解き続けるしかない。それが人生というものなんだなあと吾輩は下界を見ていて感じる。
そんなこんなで、今日の言いたい放題は、


と言うことだ。

数学嫌いな人も、この方程式だけは解き続けねばならないのだぞ。
いいか、この方程式は自分自身が神々の世界へ移民する直前まで解き続けねばならないことを忘れるなよ。
神々の世界へ移民する時に、「やっと解き終えた。」と喜びと満足に満ちた笑顔で、移民して欲しいからな。







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